ベカナマイシン (bekanamycin) はアミノグリコシド系抗生物質の一種。放線菌 Streptomyces kanamyceticus からカナマイシンとともに見出され、カナマイシンBと呼ばれることもある。硫酸塩の商品名はカネンドマイシン。
概要
カナマイシンよりも抗菌力が強く、化学療法剤として用いられる(結核菌を除く)。
また、ベカナマイシンは耐性菌に有効な半合成抗生物質(ジベカシンやアルベカシンなど)の合成原料となる。
急性毒性
LD50 : 132 mg/kg(静脈注射、マウス投与時)
参考文献
- 『生化学辞典 第4版』東京化学同人、2007年 ISBN 9784807906703
外部リンク
- JAPIC 医療用 医薬品データベース




