アルゼンチンラグビー協会(アルゼンチンラグビーきょうかい、西: Unión Argentina de Rugby、略称: UAR)は、アルゼンチンにおけるラグビーユニオンの統括団体である。
概要
ロス・プーマスをはじめとする代表チームやハグアレスなどのフランチャイズチーム、およびナシオナル・デ・クルベスをはじめとする国内選手権などの組織・運営を担っている。一方で、地域リーグやその参加チームについては、ブエノスアイレスラグビー協会(URBA)やコルドバラグビー協会(UCR)などの各地域協会が管轄している。
国際的には、南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリアのラグビー協会と共にSANZAARに参画し、ザ・ラグビーチャンピオンシップ(旧・トライネイションズ)やスーパーラグビーの運営に携わっている。
歴史
1899年4月10日、ブエノス・アイレスFC、ローマスAC、ベルグラーノAC、CAロサリオの4クラブによりアルゼンチンラグビー協会の前身となるリバープレートラグビー協会(River Plate Rugby Union)が設立。同時にリバープレートラグビー協会選手権(トルネオ・デ・ラ・URBAの前身)が創設された。
1910年、ブリティッシュ・ライオンズのアルゼンチン遠征に際し、6月12日にアルゼンチン代表としての最初の国際試合が行われた。試合は28-3でブリティッシュ・ライオンズが勝利した。
1928年、最初の地域協会としてロサリオラグビー協会が、1931年にはコルドバラグビー協会が設立。以降も地域協会が順次設立され、ブエノスアイレス以外のチームは各地域協会が管轄する体制となった。
1931年5月18日、リオ・デ・ラプラタ・ラグビー協会(Unión de Rugby del Río de la Plata)に改称。
1951年11月29日、アルゼンチンラグビー協会に改称。
1987年、IRFB(現・ワールドラグビー)に加盟。
1988年、ウルグアイラグビー協会、パラグアイラグビー協会、ブラジルラグビー連盟と共に、南米ラグビー連盟(現・スダメリカラグビー)を設立。
1993年、クラブチームの全国選手権『ナシオナル・デ・クルベス』を創設。
1995年、ブエノスアイレスのチームおよびトルネオ・デ・ラ・URBAを管轄する地域協会としてブエノスアイレスラグビー協会(URBA)が設立され、アルゼンチンラグビー協会から分離。
1998年、地方チーム(ブエノスアイレスラグビー協会以外の地域協会に所属するクラブチーム)の選手権『トルネオ・デル・インテリオール』を創設。
2012年、ロス・プーマスがザ・ラグビーチャンピオンシップに参戦。
2016年、SANZAARに加入。ハグアレスを結成し、スーパーラグビーに参戦。
2020年、COVID-19パンデミックの影響でシーズン打ち切りとなったのを最後にスーパーラグビーから脱退。
2024年2月、国代表チーム用ジャージのメーカーを、ナイキからルコックスポルティフに変更した。
地域協会
アルゼンチンラグビー協会は25の地域協会を統括している。
脚注
注釈
出典
関連項目
主催大会
- ナシオナル・デ・クルベス
- トルネオ・デル・インテリオール
代表チーム
- ラグビーアルゼンチン代表
- アルヘンティーナXV
- U-20ラグビーアルゼンチン代表
- 7人制ラグビー男子アルゼンチン代表
- ラグビー女子アルゼンチン代表
関連チーム
- ハグアレス
- ハグアレスXV
外部リンク
- 公式ウェブサイト (スペイン語)
- Unión Argentina de Rugby (unionargentina) - Facebook
- Unión Argentina de Rugby (@unionargentina) - X(旧Twitter)
- Unión Argentina de Rugby (@unionargentina) - Instagram
- Mundo UAR - YouTubeチャンネル



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