イサーク・エドガルド・パレデス( Isaac Edgardo Paredes, 1999年2月18日 - )は、メキシコのソノラ州エルモシージョ出身のプロ野球選手(三塁手、遊撃手)。右投右打。MLBのヒューストン・アストロズ所属。
経歴
プロ入りとカブス傘下時代
2015年7月にアマチュア・フリーエージェントでシカゴ・カブスと契約してプロ入り。契約金は50万ドル。
2016年6月25日に傘下のルーキー級アリゾナリーグ・カブスでプロデビュー。9月にA級サウスベンド・カブスに昇格した。このシーズンは2チーム合計で50試合に出場して打率.296、1本塁打、OPS.775を記録。
2017年シーズンはA級サウスベンドに配属された。
タイガース時代
2017年7月31日にアレックス・アビラとジャスティン・ウィルソンとのトレードで、ジェイマー・キャンデラリオと共にデトロイト・タイガースへ移籍した。移籍後はタイガース傘下のA級ウェストミシガン・ホワイトキャップスに配属。2017年シーズンはサウスベンドとウェストミシガンの2チーム合計で124試合に出場して打率.252、11本塁打、OPS.725を記録した。オフにメキシコのウィンターリーグであるリーガ・メヒカーナ・デル・パシフィコ(LMP)のヤキス・デ・オブレゴンに所属、15試合に出場した。
2018年シーズンは、開幕から7月まではA 級レイクランド・フライングタイガース、7月からはAA級エリー・シーウルブズに所属。2チーム合計で123試合に出場して打率.278、15本塁打、OPS.815を記録した。前年同様、オフにLMPのオブレゴンに所属し、45試合に出場した。
2019年開幕前に発表されたMLB.comによるプロスペクトランキングで、チーム5位の評価を受けた。シーズンはAA級エリーで127試合に出場して打率.282、13本塁打、OPS.784を記録した。7月にはオールスターフューチャーズゲームに出場した。オフにアリゾナ・フォールリーグのメサ・ソーラーソックスと、LMPのオブレゴンに所属し、それぞれ15試合と44試合に出場した。また、タイガースはオフにパレデスを40人枠に追加した。
2020年開幕前に発表されたMLB.comによるプロスペクトランキングで、チーム6位の評価を受けた。7月の開幕はフィフス・サード・フィールドを本拠地とするAlternate Training Siteに配属された。8月17日にメジャー初昇格を果たし、メジャーデビューとなった同日のシカゴ・ホワイトソックス戦では「8番・三塁手」で先発出場して4回表にジオ・ゴンザレスから初安打となる2点適時打を放った。この年は34試合に出場して打率.220、1本塁打、6打点を記録した。
2021年は75試合に出場して打率.220、1本塁打、5打点を記録した。
レイズ時代
2022年4月4日にオースティン・メドウズとのトレードで、ドラフト指名権と共にタンパベイ・レイズへ移籍した。
カブス時代
2024年7月28日にクリストファー・モレルとのトレードで、タイ・ジョンソンとハンター・ビゲと共にシカゴ・カブスへ移籍した。
アストロズ時代
2024年12月13日にカイル・タッカーとのトレードで、ヘイデン・ウェズネスキー、キャム・スミスと共にヒューストン・アストロズへ移籍した。
選手としての特徴
マイナーでは三振と四球の割合がどちらも10%程度で、選球眼とバットコントロールに優れた打者として評価されている。守備面では肩は強いものの、走力が平均以下で遊撃手としては守備範囲に問題があるため、将来的には三塁手でのみ起用されると予想されている(2020年時点)。
詳細情報
年度別打撃成績
- 2024年度シーズン終了時
MLBポストシーズン打撃成績
- 2024年度シーズン終了時
WBCでの打撃成績
年度別守備成績
- 2024年度シーズン終了時
記録
- MiLB
- オールスター・フューチャーズゲーム選出:1回(2019年)
- MLB
- MLBオールスターゲーム選出:1回(2024年)
背番号
- 19(2020年 - 2021年)
- 17(2022年 - 2024年)
代表歴
- 2023 ワールド・ベースボール・クラシック・メキシコ代表
脚注
注釈
出典
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 P
- メキシコ出身のメジャーリーグベースボール選手一覧
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Isaac Paredes Stats, Highlights, Bio MiLB.com (英語)


