久保 賢司(くぼ けんじ、1989年4月4日 - )は、日本の男性プロキックボクサー。元プロボクサー。東京都立川市出身。K-1ジム五反田チームキングス所属。プロボクサー時代は角海老宝石ボクシングジム所属だった。元RISEバンタム級王者。元NJKFフライ級王者。KENJI(けんじ)のリングネームで活動していたこともある。

2023年11月に違法風俗店経営、風営法違反で逮捕、略式起訴され罰金刑を受けていたことが報道された。

兄は総合格闘家の久保優太。

来歴

キックボクシング時代

2006年9月17日、トライアルリーグでプロデビュー。

2007年7月13日、タイ国のバングラボクシングスタジアムで行われた「WORLD MUAYTHAI FEDERATION CHAMPIONSHIP」のWPMO世界フライ級王座決定戦で、ナックビン・パートンジム(タイ)を、肘打ちから左フックへのコンビネーションで2RKO勝ちし、王座獲得に成功した。同興行では、兄・優太もまた5RKO勝ちで、WPMO世界スーパーフェザー級王座を獲得した。

2007年9月2日、東京・後楽園ホールで行われたNJKFフライ級王者決定戦で、イー・ヒード(韓国/大韓ムエタイ連盟フライ級王者)を右ローキックで2ダウンを奪い、タオル投入によるTKO勝ちを収め、王座獲得に成功した。

2007年11月21日、カンボジア・プノンペンで現地フライ級王者と対戦し、判定勝ち。連続KO勝ちは7で途切れた。

2007年12月31日、K-1 PREMIUM 2007 Dynamite!!の「K-1甲子園 U-18日本一決定トーナメント」1回戦で雄大と対戦し0-3の判定負け。初めての敗北となった。

2009年、兄・優太と共に、立川キックボクシングアカデミーからアンリミテッドジムに移籍。

2009年9月28日、1年4か月ぶりの試合となった「Survivor Round.1」のセミファイナルで出貝泰佑と対戦し、2-1の判定勝ち。この試合よりリングネームをKENJIに変更した。

2009年12月9日、Survivor 〜Round.2〜で瀧谷渉太と対戦し、0-2の判定負けを喫した。

2010年3月13日、Krush×Survivorで寺戸伸近と対戦し、1RKO負けを喫した。

2010年12月12日、Krush初代王座決定トーナメント~Round.1~のKrush -55kg初代王座決定トーナメント1回戦で田中一輝と対戦し、2RKO勝ちを収めた。

2011年4月30日、Krush初代王座決定トーナメント ~Triple Final Round~のKrush -55初代王座決定トーナメント準決勝で瀧谷渉太と対戦し、0-3の判定負けを喫した。

2011年11月23日、 RISE 85でDykiとRISEバンタム級(-55kg)王者決定戦で対戦し、1RKO勝ちで王座獲得に成功した。

2012年6月2日、RISE 88でフランク・グロスと対戦し、3RTKO勝ち。

プロボクシング転向

2012年9月4日、角海老宝石ボクシングジムにてプロボクシング転向を表明。9月18日にプロテストを受験しB級プロテストに合格。

2012年11月9日の後楽園ホールにて記念すべき第一戦目にWBAバンタム級ランカーで同年4月に亀田興毅が持つ同王座に挑戦したノルディ・マナカネ(インドネシア)とのデビュー戦を戦い、3-0(60-58、59-55、60-54)の判定勝ちを収めた。

2013年1月29日、後楽園ホールにてWBC世界バンタム級20位で昨年11月にポンサクレック・ウォンジョンカムをTKOで下し勢いに乗っているレイ・ミグレノ(フィリピン)と対戦し、3回2分TKO負けで初黒星を喫した。

2013年5月28日、復帰戦の相手として現インドネシアスーパーフライ級王者ガリー・スサントと対戦し、3-0の判定勝ちで復帰戦を白星で飾った。

2013年7月25日、後楽園ホールにて藤原陽介(ドリーム)と対戦し、1-2(76-75、75-76、75-76)の判定負けを喫した。

2013年11月25日、後楽園ホールにて望月太朗(新日本カスガ)と対戦し、3R TKOで初のKO勝利を収めた。

2014年1月11日、後楽園ホールにて佐藤鋼太(協栄)と対戦し、8Rドローの結果となった。

2014年4月30日、後楽園ホールにて細貝淳(ワールド日立)と対戦し、7R TKOで勝利を収めた。

2015年8月21日、後楽園ホールでの高橋竜平(横浜光ジム)戦を最後に、プロボクシング引退。

キックボクサーとして現役復帰

2017年1月29日、同年4月22日に開催されるK-1代々木大会で、復帰することが発表された。

2017年4月22日、K-1 WORLD GP 第2代スーパー・バンタム級(-55kg)王座決定トーナメントに出場、1回戦でソン・ダーチェンに判定勝ち。準決勝で7年前に黒星をつけられている寺戸伸近と対戦し、打ち合いを繰り広げた末に右ストレートで2RKO勝ち。決勝で武居由樹に完封され、フルマークの判定負けを喫した。

2018年3月21日、K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K'FESTA.1~にてK-1 WORLD GP スーパー・バンタム級王者の武居由樹に挑戦するも、1ラウンドに2度ダウンを奪われてKO負けを喫し、王座の獲得に失敗した。

戦績

  • プロボクシング: 11戦 5勝 (2KO) 4敗 1分
  • アマチュアキックボクシング: 3戦 3勝 2KO

獲得タイトル

  • プロキックボクシング
    • 第8代NJKFフライ級王座(0度防衛)
    • WPMO世界フライ級王座(0度防衛)
    • 第3代RISEバンタム級王座

受賞歴

  • 2007年度NJKF最優秀新人賞

脚注

関連項目

  • 男子ボクサー一覧
  • 男子キックボクサー一覧
  • 日本のキックボクシング世界王者一覧
  • ニュージャパンキックボクシング連盟王者一覧
  • K-1選手一覧

外部リンク

  • 久保賢司-公式ブログ
  • 久保賢司 (@kenji0404) - X(旧Twitter)
  • 久保賢司 (@kenji_kubo0404) - Instagram
  • eFight 選手データ
  • K-1 選手データ
  • 久保賢司の戦績 - BoxRec(英語)

久保田 賢司|明治安田ビルマネジメント株式会社

久保の第2戦は賞金マッチ ボクシングモバイル

久保憲司 ライター BANGER!!!(バンガー) 映画愛、爆発!!!

GBR>ニュース>【K1】12・31“無敗少年”久保賢司、目標選手はKID!「体重差あっても敵を倒していきたい」

久保賢司さん登場【今週の格闘技“裏”ニュースFULL後編】那須川天心ボクシングは/RIZIN皇治vs芦澤竜誠/武居由樹ヤバい/武尊復帰戦/3