興隆寺(こうりゅうじ)は、山口県山口市大内氷上にある寺院。
歴史
寺伝によれば、推古天皇二十一年(613年)に琳聖太子が創建したと伝えられる。
天長4年(827年)ごろ、大内茂村が、現下松市の鷲頭山から氷上興隆寺に妙見社を勧請して氏神とし、大内氏の総氏寺に定めたという。
この妙見社は祭神を北辰妙見大菩薩(妙見菩薩)と称し、興隆寺とともに、歴代当主の信仰があつく、妙見社大祭の二月会に際しても、当時の行事や条例などが興隆寺文書に記載されている。
御詠歌
- ありがたや 妙見菩薩の あまくだし すみたたえる 大内のてら
外部リンク
参考文献
- 富永浩平 『中国四十九薬師巡礼』、中国四十九薬師霊場会編、朱鷺書房、1997年、ISBN 4886023118、120-123頁。
関連項目
- 大内盛見
- 山根観音 – 大内氷上
- 乗福寺(南明山乘福禪寺) – 大内御堀
- 御堀神社 – 大内御堀
- 明應山光圓寺 – 大内矢田南。本願寺派
- 玉泉山寶林院光巖寺(寶林寺、玉泉山光勝院) – 大内御堀
- 本覺山妙鑑寺(西光寺) – 大内矢田。曹洞宗
脚注
![鐘楼 [興隆寺] 山口市ウェブサイト](https://www.city.yamaguchi.lg.jp/uploaded/life/78518_331554_img.jpg)



